副住職の研究論文が公開されました

日蓮宗現代宗教研究所
立正寺副住職の恵王は、日蓮宗直轄の研究所である日蓮宗現代宗教研究所において、平成24年度より所員(常勤、事務方)として8年ほど勤務、その後、令和2年より研究員(非常勤、招集があったときに研究所に赴く。日頃研究調査を行う)に任命され、現在に至ります。
海洋散骨の論文
研究所の所報である『現代宗教研究』第59号(令和7年3月発行)に副住職の執筆した新たな研究論文が収録されました。
今年度のテーマは「海洋散骨」。近頃社会問題にもなりつつあるこの海洋散骨。かつてはグレーゾーンとされていましたが、行政のガイドラインが整備されてきており、もはやグレーゾーンとは異なる状況ではなくなっています。
寺院僧侶からは難色を示されやすいこの海洋散骨ですが、客観的な視点で調査を重ねた内容をまとめました。
現代宗教研究所のホームページで公開されていますので、どうぞ優しい目で御覧ください。
海洋散骨を中心とした状況とその是非について(『現代宗教研究』第59号)
過去の研究論文
ちなみに、過去にもいくつか掲載・編集したものがありますので、以下に記載しておきます。
日蓮宗全女性教師アンケート報告書(令和3年度調査)※調査・編集メンバー
近代日蓮宗における女性及び団体の諸相(『現代宗教研究』第59号)
副住職の原動力
もともと研究畑の人間ではありませんので、あまり論文の作りには自信があるわけではありませんし、寺院僧侶の実情に迫る内容も多いので、関心を持たれる方がどれほどいらっしゃるか分かりませんが、副住職は、「いま記録しておかないと、情報が流れていってしまう」と思ったことを(本当は誰かがやってくれるのが一番良いのですが、誰もやってはくれないので)まずは書き留める、という原動力で調べていることが多くあります。
おそらく、これから書くこともそのような内容が多くなりますが、ご笑覧くだされば幸いです。
立正寺 〜利他こそ自らの人生を彩る〜
立正寺を、もっと知る。
SNSで、繋がる。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。